こんにちは！
タナカホームズの伊藤です。

土地には、家を建てるのに適した土地と適さない土地があります。
ただ、ネガティブな要素を持っている土地であっても、設計の力で上手く活用できる場合もあるのです。
どんなふうにしたらその土地を活かせるのか、
家づくりを熟知した住宅会社なら知っています。
今回は、住宅会社だからこそお伝えできる、
設計によって土地のネガティブ面をカバーする方法をお伝えします！

敷地の出入りに関するネガティブ要素と解決方法

【CASE 1】車の出入りが難しい土地
土地の形状や目の前の道路状況によって、
車の出し入れや駐車がしづらい土地があります。
車の離合ができない道路や交通量が多く、
なかなか車の出入りができない道路は、毎日のことになると、ストレスの原因になる場合も。

《 設計による解決方法 》
駐車スペースと建物配置の工夫が必要です。
できるだけ車の出入りや駐車がしやすい駐車スペースを確保した上で、建物のプランを決めていきます。

【CASE 2】間口が狭い土地
間口とは、敷地や建物の正面幅のことで、道路に面している場所を正面とします。
間口が広い土地は横幅の広い家を建てることができ、設計の自由度があがります。
一方、間口の狭い土地の場合は、必然的に家の横幅が小さくなります。
人によっては、希望の物件が建てられなくなることがあります。

《 設計による解決方法 》
駐車スペースや建物の幅、玄関の位置などが限られるため、2階建てや3階建てにして建物幅を小さくする、
建物の配置の工夫などで解決できます。
土地に合わせた建物のプランをご提案します。

敷地の面積や形状に関するネガティブ要素と解決方法

【CASE 3】狭小地、極端な変形地
狭小地や極端な変形地も、建物の広さや形に影響するため、使いづらい土地の1つです。
また、高低差のある土地、崖に面した土地、
旗竿地などは、土地価格はお手頃ですが、
追加の工事費用がかかるケースが多いので注意が必要です。
購入前に追加工事や費用等についても確認しておきましょう。

《 設計による解決方法 》
狭小地の場合は、2階建て、3階建てにして
縦の空間を利用したり、屋根の軒の出を短くして調整するなど外観デザインの変更でカバーできます。
極端な変形地の場合は、土地の形に合わせて建物の配置や間取りを工夫。
駐車場をどこに配置するかも大切なポイントです。

日当たりに関するネガティブ要素と解決方法

【CASE 4】採光が取れない土地
東や南の方角に面した土地であっても、周囲の建物や目の前の道路状況などによって
日当たりは変わります。また、将来的に大きな建物が建つ可能性のある土地もあるので、あらかじめ確認しておくと安心です。

《 設計による解決方法 》
1階に水まわりを集め、2階にリビングなどの居住空間をつくるといった、
採光を確保するための間取りを提案します。
勾配天井や吹き抜け等を取り入れるのも解決方法の1つです。

周辺環境は住み心地に大きく関わります。
隣に大きな建物がある場合や隣家との距離が近い場合は風通しにも影響します。
また、住宅以外の建物の場合は何に使われている建物なのかも確認しておくと安心です。

ここであげた事例以外にも、接道の交通量や道幅、
お隣との境界線、騒音、子どもの通学路なども
土地を購入する前に確認しておきたいポイントです。
土地は必ず現地で確認してから決めるようにしましょう。

土地は100点を目指さない

土地を探すときの心構えとして「100点を目指さない」ということも大切です。
私たちがおすすめしているのは、「価格」「場所（立地・通学通勤のアクセス）」
「ロケーション」の3つのうち2つをクリアしていれば合格とする、といった
自分たちなりの妥協ポイントを持っておくことです。
土地は、迷っている間にあっという間に売れてしまって
チャンスを逃してしまうこともあるので、優先順位と妥協点を明確にしておくことで、
チャンスを逃さず効率的良く土地探しができます。

住宅会社で紹介している土地は、“家を建てることが前提”です。
家づくりに精通したプロフェショナルが家を建てるために十分な広さか、
住み心地や近隣状況、将来性など総合的に判断して上で販売しています。
そのため、安心して家を建てられる土地を見つけられます。

私たちは住宅会社ですが、山口県に根ざし、
土地の活用方法や造成ノウハウまで知っているからこそ、できるご提案があります。
一般的に言われているネガティブ要素を持った土地だからと諦める前に、
まずはご相談いただけたらと思います。
未公開の土地情報や分譲地なども多数ご用意していますので、土地探しからぜひタナカホームズへお問い合わせください！