「部屋に余裕のある家に住みたい」
このようなご要望をお持ちではないでしょうか。
家族が多い場合や家族が増えることを考えると広い家に住みたいですよね。
そこで部屋に余裕のある4LDKの家がオススメです。
部屋に余裕ができることで、様々な要望に合わせて部屋を有効に活用できます。
そこで重要になってくるのが、それぞれの部屋の広さや配置、部屋の区切りかたです。
そこで今回は、注文住宅における4LDKの間取りの考え方についてご紹介します。
□4LDKとは?
4LDKという言葉は、テレビや広告などでよく耳にしますよね。
そこでまず4LDKがどういった間取りを表すかをご紹介します。
*LDKとは?
LDKとはリビング、ダイニング、キッチンのそれぞれの頭文字をとったものです。
キッチンは多くの人が知っているように台所を表します。
リビングは日本で言う「居間」を表し、くつろぐスペースを指します。
ダイニングは、食事をとる場所を表します。これら3つのスペースが合わさった部屋をLDKと言います。
また、LDKの大きさはDKと混ざらないように厳密に区別されています。
しかし、不動産会社によってはこの表記が曖昧な場合があります。
そのため「LDKだから広いはず」と思うのではなく、まずは自分の目で確認することが大事です。
*4が表すのは?
4が表すのはLDKとは別の部屋の数です。
これらの部屋はLDKと繋がっている場合や独立している場合があります。
□間取りの考え方
*子供の成長
間取りを考えていく際に重要なのが子供の成長です。
4LDKでは十分なスペースがあるため、家族4人で住んだとしても余裕のある広さになります。
しかし、間取りによっては快適に住むことができる人数が変わります。
例えば、「思春期を迎えた子供に部屋を準備したいが、準備できる部屋がない」といった問題が出る可能性があります。
そのため、住む人数や成長に合わせた間取りが必要になります。
*プライバシー
生活の中で重要になるのがプライバシーです。
家族とはいえ自分の時間を好きなことに使えるプライベートな空間は重要です。
特に思春期を迎える子供や家での仕事がある方にとってはとても重要になります。
そのため、十分にプライベートの空間を確保できる間取りにすることで長く快適に住み続けられるのでオススメです。
*利便性
間取りを考えていく上で最も重要なのが利便性です。
4LDKは広くスペースに余裕があると考えがちですが、収納などをうまく配置しないと部屋の中がものでゴチャゴチャしやすくなります。
そのため、水回りや玄関などものが溢れやすい場所に収納を置くことをオススメします。
□間取りの例
*各部屋が廊下に配置されている例
玄関からリビングまでの間の廊下にそれぞれの部屋が置かれている間取りを指します。
これは、部屋がそれぞれ独立しているためにプライバシー性が高いと言えます。
しかし、プライバシー性が高いために日々のコミュニケーションがとりづらくなる可能性があります。
そのため、「家族内でご飯は必ずみんなでとる」などのルールを決めることが大事です。
*リビングを経由して部屋へ行く配置
リビングを経由してそれぞれの部屋に向かえるような間取りを指します。
部屋に行くには必ずリビングを通る必要があるため、コミュニケーションを取りやすい間取りとなっています。
しかしリビングと近いため、上記の例よりはプライベート性が低いと言えます。
そのため、プライベート性を高める工夫が必要です。
□まとめ
今回は、4LDKの間取りの考え方についてご紹介しました。
4LDKの間取りは、子供の成長やプライベート性、利便性を考慮して考えていく必要があります。
また、今回ご紹介した例の他にも様々な間取りがあります。
したがって、ご自身の要望に合わせた間取りづくりを行いましょう。