山口の土地&新築ナビスタッフコラム住宅ローンで土地と建物を別々に買うのは得?メリット・デメリットも

スタッフコラム

住宅ローンで土地と建物を別々に買うのは得?メリット・デメリットも

マイホームを建てることを検討していて、土地探しから始めたいと考えている方の中には、資金計画に不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
土地を先に購入し、その後住宅ローンを組んでマイホームを建築したいと考えているものの、土地先行購入で住宅ローンが組めるの?と疑問に思っているかもしれません。

この記事では、そんな方のために土地先行融資という融資方法があることを伝え、メリット・デメリット、注意点などを解説します。

 

 

土地と建物を別々に買うのはなぜ難しい?住宅ローンが組めない理由とは

土地だけ先に購入する場合、住宅ローンが組めないことが多い理由を、住宅ローンが組める条件である「住宅の完成」と「抵当権の設定」の2つの観点から解説します。

まず、住宅ローンはマイホームを建築するための資金を借りるためのローンです。
そのため、住宅の建築が確定していない段階での土地購入は、住宅ローンが組めないと判断されることが多いです。

次に、住宅ローンは、住宅や住宅が建っている土地を担保に設定することで融資が実行されます。
土地だけの状態では、住宅ローンを組むための担保が不足しているため、融資を受けることができません。

 

土地先行融資とは?メリット・デメリット、注意点を確認しよう

土地先行融資は、土地だけ先に購入する場合に、土地代だけを先に融資してもらうことができる仕組みです。
通常の住宅ローンと比べて金利が低く、住宅ローン控除も適用される場合があるため、魅力的な融資方法と言えます。
しかし、同時に手続きの複雑さや金融機関の限定など、注意すべき点もいくつかあります。

 

1: メリット

・土地購入時に現金が不足していても、土地の購入が可能になります。
・住宅ローンと同等の低金利で借り入れができます。
・住宅ローン控除の適用を受けることができる場合があります。

 

2: デメリット

・金融機関が限られているため、土地先行融資を取り扱っている金融機関を見つける必要があります。
・土地を購入する前に、建物の設計図や見積書などの書類が必要になります。
・住宅ローンと比べて、手続きが複雑になる場合があります。

 

3: 注意点

・土地先行融資を利用する場合、住宅ローン控除の適用条件を満たす必要があります。
・土地と建物の名義が異なる場合、住宅ローン控除が受けられないことがあります。
・土地のローンの返済が終わった後に、建物のローンの返済が始まるため、返済計画をしっかり立てる必要があります。

 

 

まとめ

土地だけ先に買うことは、住宅購入のタイミングを逃さずに済み、施工会社の選定や建物のイメージを掴みやすくなるなどのメリットがあります。
しかし、理想の家が建てられない可能性や、住宅ローン控除が使えないケースなど、デメリットも存在します。

土地先行融資は、土地だけ先に購入したいと考えている人にとって有効な融資方法ですが、メリットだけでなくデメリットや注意点も理解した上で、慎重に検討することが大切です。

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